会員通信 2004 Autumn
2004年 秋号

  • 2004年11月15日


16年度総会のご案内

■全国弁護士グループ
平成16年度総会のご案内

全国弁護士グループ
会長 鴨田哲郎

日時 :11月5日(金) 19:00
場所 :岩手・花巻/花巻温泉「ホテル紅葉館」
〒025-0304 岩手県花巻市湯本1-125
総会議事:
平成15年度 活動総括/平成16年度 活動計画/平成15年度 収支報告/役員改選/その他

花巻といえば、宮沢賢治。「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」「雨ニモ負ケズ」など、現在でもファンの多い賢治の故郷です。
周辺には宮沢賢治記念館や賢治が命名したイギリス海岸(イギリスのドーバー海峡に似た北上川)、勤務した花巻農業高校や、花巻温泉のバラ園には賢治設計の日時計花壇など、文学散歩も楽しめます。

紅葉館の大浴場

紅葉館の露天風呂

コラム

季刊 労働者の権利 通巻256号 より

日本労働弁護団 幹事長 鴨田 哲郎 (旬報法律事務所)

日本プロ野球選手会のストライキ問題に関する声明

選手会が労働組合法上の労働者の団結体として、労働組合法上の労働組合であることは、東京地裁決定および東京高裁決定も認めるところであり、疑問の余地はない。また、選手会が労働組合法上団体交渉権を有することもいうまでもない。

選手会は、バッファローズとオリックス間のいわゆる「合併」の凍結を求め、これが受けいれられない場合、ストライキ権を行使すると伝えられている。確かに、「合併」それ自体は、高度な経営判断に属する事項ではあるが、「合併」が労働者の雇用・労働条件に重大な影響を与えることは必死であることからすれば、「合併」は雇用・労働条件と密接不可分にかかわるものとして、この観点からは、「合併」についても団体交渉の対象とならざるをえない

「合併」と「合併」に伴う雇用・労働条件を峻別する見解は、団体交渉権を実質的に制約するものであり、団体交渉により広く雇用・労働条件を自主的に決定するという集団的労使関係ルールに反するものと言うべきである。

選手会の今次ストライキの目的は、マスコミ等から知れる古田会長の発言などからすれば、「合併」それ自体の凍結や反対要求を貫徹するためのものというよりは、この間不誠実な対応をしてきた機構側に対する抗議と今後の誠実な交渉を求めることに有るものと理解される。

機構側の不誠実な対応については、高裁決定でも不当労働行為の責任を負う可能性があることが指摘されている。
以上の点からすれば、機構側が「合併」は経営の専属事項であるとして、誠実な交渉を行う姿勢を示していない現状の下で、選手会がストライキに訴えることはその目的において正当性が承認されるものと考える。

なお、機構側は選手会がストライキに及んだ場合には違法ストとして損害賠償請求をする意向である旨選手会に通告しているとのことであるが、一方において不誠実な交渉をしながら、このような対応をすることは正当なストライキ権行使に対する不当な威嚇であるとともに、選手会の団結を事実上否認するものとして許されるべきではない。

以上

2004年9月9日

東京中央法律事務所「事務所だより」52号より

弁護士 江森 民夫 東京中央法律事務所

ギリシャでオリンピック

今年のオリンピックはギリシャで開催されます。

朝日新聞の6月15日の夕刊を見ていたら、「祭典待つ街」というテーマでアテネの港町「ビレウス」のシーフードレストランのことが書いてありました。

1992年にギリシャ・トルコ旅行をした際にアテネで寄った懐かしい港です。苦労してこの街のミクロマリノという美しい小さな港をさがし、盛りだくさんの魚とポテトサラダを食べた覚えがあります。

ところで別の新聞記事に、ギリシャでのオリンピックの開催にあたり、予定どおり建物が建つかどうか関係者が心配しているとの記事がのっていました。ギリシャ人の生来ののんびりさからくる心配だったようです。

アテネの街を歩くと、煉瓦を途中まで積んだまま未完成の建物がたくさんありました。不思議に思いガイドさんに尋ねました。ガイドさんの説明によればギリシャの人は今年手に入れることの出来た煉瓦の分だけ建物をたて、また煉瓦が手に入れば工事を続けるので、工事中の建物がそこらじゅうにあるとの事でした。こうした状況を見て、オリンピック会場の完成を心配する人が出たのだと思います。

一方アテネを含むギリシャの街を歩くと、昼間から喫茶店の回りで沢山の男性がゆっくりお茶を飲んでいる姿にもビックリしました。ギリシャではこうした男性たちは哲学を論じているそうです。

なにごとにも「期限」にむけて、あくせく働くことにならされているわれわれ日本人にとって、考えさせられる場面でした。

ところで、この新聞にはシーフードである炭火焼のタコと地酒のウゾという蒸留酒の香りが街中に広がると紹介されています。このウゾはアルコール度が高く水で薄めると白濁する珍しいお酒です。事務所に買ってきて白濁することを示し、どうだと聞きましたが、誰も感動してくれなかったことを思い出します。旅の楽しみというものは行かなかった人とはなかなか共有できないものです。

サラリーマン川柳 ( たかさき法律事務所編 )

たかさき法律事務所 やながわ通信8月号より

ドコモでも フケイタイだと 叱られる   (ボス弁哀歌)
「今年こそ」 半年経つが 変化なし    (痩せられない娘)
あの書類 どこにやったの! あれ?ここだ…    (事務なかせ)
あれ出して、 それをあれして、 やっといて    (兼業主婦@暗号解読中)
「差し支え」 次回期日は 2ヵ月後    (弁護はツライよ)
寝言でも 敬語使って 仕事中?    (眠れる森の秘書)
気が付けば 仕事の量が 溢れてる    (イソ弁哀歌)
指示通り 捨てた書類を 「あれ借して」    (悲しき事務員)
知床で せめて飲みたい 大田胃散    (綺麗な胃袋)
ふと見れば 眉間のシワが 震度7    (り●ビタンJ)

photo

野本 夏生 埼玉総合法律事務所

埼玉総合法律事務所の「事務所だより」より

撮っておきの一枚

前列右端が父、その隣に立っているのが私

テニス歴30年、そのスタートはこの手作りのテニスコートからでした。

団地に出来た同好会に父と一緒に参加。当時小学6年生。最初は近くの中学校のコートを借りて練習をしていたのですが、安く借りられる土地が見つかり、みんなで作ったのがこのコート(後方の松林は霞ヶ関CC)。水はけをよくするために土を粘土に入れ替えたり、手押しのローラーを繰り返し何度もかけたり、苦労したっけ(といっても小学生の私は大した貢献をしておりませんが…。)初打ちをした時の爽快さは今も忘れません。

大熊 政一 旬報法律事務所

旬報法律事務所の「JUNPOH」vol.37より

「老舗」が消えてゆく ぶらりらくちょう

有楽町からちょっと足をのばせば銀座だ。”ぶらりらくちょう”の守備範囲をそこまで広げて考えたい。

有楽町・銀座を徘徊していて、ここ数年来目立つことは、もともと浮き沈みの激しい新興の店が少ない中で、確固とした地位を保っていた筈の老舗さえもが、ついに廃業を余儀なくされ消えてゆく例が増えてきたことだ。当然のことではあるが、ここ”らくちょう”でも長引く不況の影響からか逃れることはできないのだ。永続するかに見えた老舗が消える。それだけ不況は深刻だということだ。老舗が消えると、その建物の風情や雰囲気を不可欠の要素として組み込んでいた街角の景観がガラリと変わってしまう。だから一方で、不況の嵐の中にあっても頑張っている古くからの店を見つけるとホット安心する。

ところで先生はどうやって散歩の時間を作るんですか、いやいつ仕事をするんですか、なんて聞かれないようにしよう。


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写真、エッセイ、論文、小説等々、本会員通信で表現できるものなら何でも結構です。
取扱代理店 株式会社 宏栄

編集部より

近鉄の球団名売却に端を発したプロ野球騒動は、今年のマスコミ界を独り占めしました。日本の国技はやっぱり野球でした。
涙の古田選手会長を筆頭にした選手会の奮闘ぶりや、悪役に回った機構側代表者の歯切れの悪さなどなど、Live door、楽天、ソフトバンク、日本のIT企業の総出陣で、IT長者の出世ヒストリーのお勉強まで、とにかく、話題が途切れません。
そんな今年の締めくくりは、選手ばかりでなく日本中の反感をかったW氏の「たかが選手」が流行語大賞にふさわしいと思うのですが、どうなりますでしょうか。(9月末時点では、8位。)

さて次号は新年号です。ご期待ください。

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