会員通信 2012 Winter
2012年 冬号
- 2012年01月01日
2012年、今年も会員通信をよろしくお願いいたします。
コラム
東京法律事務所 たより 第113号 より
弁護士 水口 洋介 東京法律事務所
昨年、最寄りの駅までバスをやめて片道25分歩き始めました。行きと帰り、往復50分歩いています。その結果、最大体重75キロが、現在67キロまで減りました。25年前の体重です。ダイエット法はいろいろ試しましたが、これほど劇的に減少するとは。
新式体重計で計ったところ、なんと体内年齢がが37歳。家人に自慢をしている毎日です。
健康を維持して今年もがんばりたいと思います。
The News JUNPO Vol.52 2012 WINTER「新年号」より
弁護士 鴨田 哲郎 旬報法律事務所
ワールドカップがやってくる
11年10月、第7回ラグビーW杯は、開催国NZが1点差で仏を破り24年ぶりに優勝した。わが日本は、主要なポジションを外国出身選手に頼りながら、またも1勝もできず予選敗退した。1ヶ月半に及ぶ期間中、1千万人もの観客がNZを訪れたという。
そのラグビーW杯が19年には日本で開催される。7人制が五輪種目となり、小学生のスクールも結構盛んだが、選手の育成と組織の整備は思うようには進んでいない。
体格体力でかなわないとハナから諦めず、まずは19年大会を担う、高校生の花園の熱い闘いに注目していただきたい。
東京中央法律事務所 事務所だより No.67 より
弁護士 江森 民夫 東京中央法律事務所
九品仏・等々力渓谷のお散歩
最近多くの人が訪れる、散歩スポットをご紹介します。
まずは「九品仏」で「くほんぶつ」と読みます。大井町線の九品仏駅が最寄り駅です。九品仏の正式の名は、「浄真寺」といいますが、寺に三つある仏堂に合計九体の阿弥陀如来像が安置されていることから、九品仏と呼ばれるようになったのです。寺は一六七八年に創建され、「江戸名所図会」にも紹介されています。この寺の三仏堂、本堂、鐘楼、山門は、江戸時代からの建物です。またこの地は奥沢城の館跡で、今でも当時の土塁が現存してます。寺の中には大きな銀杏等があり、緑も多く散歩に最適で、私の散歩コースに入っています。なお、現在の九品仏駅が出来る前は、今の自由が丘駅が九品仏前駅でした。
次に「等々力渓谷」を訪ねてみましょう。
九品仏駅から大井町線に乗り二つめの等々力駅を降りて南に数分歩き、ゴルフ橋の横を川に降りると、約八〇〇メートルの渓谷があります。両岸には、灌木・草・苔が繁茂し、小鳥・昆虫がとびかっており、都会の喧噪を忘れさせてくれます。終点には不動の滝があります。この滝音から「とどろき」という地名になったとも言われています。
なお最後に等々力駅で大井町駅に乗り、自由が丘駅で降りて、しゃれたショップでの買い物と、おいしいケーキでお茶をしてお帰り下さい。
お薦め本
「刑務所のいま-受刑者の処遇と更生-」
日本弁護士連合会 刑事拘禁制度改革実現本部/編著/出版:(株)ぎょうせい A5版・定価1,800円
もし裁判員に選ばれたとき、あなたは何も知らずに被告人のその後の人生を決めることができるでしょうか?実は、裁判官、弁護士、検察官などの法曹関係者を含めても、刑務所の姿、受刑者の処遇と更生ということについてはあまり知られていないのが現状です。 本書は、日本弁護士連合会が刑務所の姿、受刑者の処遇と更生というテーマで発信する初の書籍です。 刑務所での生活のあり方や、再犯が起きてしまう原因、障がい者や高齢受刑者といった多くの課題を詳しく、そしてわかりやすくその「いま」が描かれています。法曹関係者のみならず、関心のある方は必読の一冊です。読めばその本当の姿があなたにも見えてくるはずです。
- 第1章:刑務所とは何か:上本忠雄(東京リベルテ法律事務所)
- 第2章:刑務所の生活:水野英樹(水野法律事務所)
- 第3章:受刑者は、なぜ再犯に至るのか:田鎖麻衣子(アミカス法律事務所)
- 第4章:受刑者の更生のために刑務所で行われていること:青木和子(ウェール法律事務所)
- 第5章:高齢受刑者・障がい者:上本忠雄(東京リベルテ法律事務所)
- 第6章:薬物事犯:青木和子(ウェール法律事務所)
- 第7章:受刑者の更生-社会との連携:青木和子(ウェール法律事務所)
日本弁護士連合会 刑事拘禁制度改革実現本部/とは、主な活動として、被疑者・被告人、受刑者、死刑確定者に対する処遇制度改革を求める活動、受刑者の出所後の更生保護に関してや、身体拘束をできるだけ減らす「非拘禁化」についても調査・研究、提言を行っている。また、「代用監獄」と呼ばれる日本独自の制度を廃止するための活動を中心として行っている。
!募集!
会員の皆様からの投稿を募集しています。写真、エッセイ、論文、小説等々、本会員通信で表現できるものなら何でも結構です。
編集部より
昨年は日本にとって辛い年でした。また、改めて人と人との絆を考えさせる年でもありました。今年2012年はどんな1年になるのでしょうか? 既に予定されていることを列記してみます。
3月 世界人口が70億人を突破、7月 ロンドンオリンピック開催、11月 アメリカ合衆国の大統領選 など。
何気なく列記しましたが、日本国内の話ではなく、世界全体の話題となってしまいました。既に思考回路は地球規模になっています。日本村で静かに暮らしていても、日常生活は否応なく世界全体から影響されるようになってしまいました。
まさに「地球はひとつ みんなの地球」です。我が日本の今年は、東北を中心とした復興元年にふさわしい年にしたいものです。